氷河期世代サラリーマンが脱サラして漫画家になるまで ラスト

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先日、学生時代に就職活動で受けた会社50社以上の現在を調べてみた。
うち8割が潰れるか、どこかに買われるかしていた。
私が内定を貰った会社も、或いは潰れ、或いは何度もどこかに買われては売られた挙句消滅していた。

20年来の大学時代の同期の友人と酒を飲んでいた。
彼は世界2位だったか4位だったかの外資系製薬会社の薬事をしている。
彼以外の同期入社の人間は全て、クビやら異動やらで全滅らしい。

10年前の私は普通のサラリーマンであり、漫画家になるとは1ミリも思っていなかった。

変わらないものなど無いのである。

もっとでかい話をすれば、バブル期の日本は永遠にその成長速度が維持すると思っていただろう。
もっと以前の明治維新の武士は、自分を取り巻く武家社会という世界が終わるとは思ってもいなかったのだろう。

江戸時代は約260年、武家社会という大きなくくりだと700年以上続いていた。
それも終わる時は終わる。

国だって終わる。
今は明治維新後150年だが、明治維新から77年後の1943年に日本の体制は一旦終わっている。

世界は必ず終わる。終わるのだ。
が、人間は終わらない。
滅亡後の世界でも、人間は生きている限り、生きなければならない。
滅亡した後の世界で人はどう生きていくのであろうか、そんな考えで生まれたのが、この



夜明け後の静」だ。

変革の時代を生きてきた、そして現在変革の真っ最中であるこの時代に生きている自分の、一つの集大成である。
この漫画が、共に変革の時代を生きる悩める人々の清涼飲料水になれれば幸いである。
なれれば良いのだが…

おしまい。
[ 2018/06/24 07:24 ] 企画 エッセイ | TB(0) | CM(3)

面白かったです。文章も上手いですね。
[ 2018/07/12 13:03 ] [ 編集 ]

読ませていただきました。
その時代の世界観と懸命に生きる静
面白かったです😆🎵🎵
[ 2018/07/18 16:42 ] [ 編集 ]

漫画家になるまでのエントリ一気に読みました。メチャクチャ面白かったです。
このリストラ体験談からの再起が大人向け漫画として出たら俺は読みたいけどなぁ
[ 2018/08/02 08:01 ] [ 編集 ]

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