見切り発車

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今はとにかく漫画の原稿を書き溜めねばならないのだが、今度の雑誌はやたらカラーが多いので、それをガシガシ描いている。
連載第1話の巻頭カラー、第2話の中綴じカラー、告知用カラー。
一巻分終わった後にまたカラー。
そしてテコ入れ用カラーみたいなのもあるようだ。

名も無き実績も無き新人が連載を始める場合、(多分)フツーは雑誌の真ん中あたりでひっそりと始まる。
勿論最初から白黒活版であり、見開きカラーなどはまずありえない。
良くて中綴じカラーだ。
なので連載が始まったことすら気付かれないことも多い。

そういう中で今度の雑誌は名も無き実績も無き新人にもバンバンカラーを与えてくれるので実に有難い。
…のだが、私はカラー絵は美術の授業とかを除けば生まれてこの方まだ5,6枚しか描いていない。
こんなレベルで週刊連載初めて良いものだろうか。
話作りもどうも中途半端であり、どうにも見切り発車である。
まぁ担当さんからは充分な時間を頂いていたのでサボりすぎた私のせいであるが…

ただ週刊は隔週や月刊などに比べて読者の反応が来易い環境なので、ライブ感が重要になると思う。
つまりオーディエンスのめまぐるしく移り変わる要求に即座に答えられなければならない。
いくら10年来暖めてきた構想などがあったとしても、第1話の人気が悪ければテコ入れ必至なのでその構想は無駄になる。
なので最初から深い構想をしておくのはどうせ無意味、行き当たりばったりで良いや。
故に作画も話しつくりも完璧超人化してから連載とかするより見切り発車でええんや、と自己肯定してみるが…

週刊ペースはやはり時間がない、というか本当に無い
いざテコ入れとなったとして、そのためにこれまで暖めていた構成を180度変えるネームを2日で上げるのはかなりきつい。
無理矢理上げた所でぐちゃぐちゃの話になるだけである。

というわけでやはり連載前までにあらゆる事態に対応出来るような引き出しを用意しないと、多分週刊連載を続けるのものすごくきつい。
割と時間に余裕がある隔週などの場合はインプットする時間もある程度確保できるが、週刊の場合慣れないうちはたぶん無い。

週刊連載は作画がネックと思っていたが、それ以上にいかに色々なものをインプットしておくかが特に問われそうである。
特にインプットせずに感性だけで湯水のようにネームが沸く文字通り天才的作家も居るが、私はそういうタイプじゃない。
インプットはそれなりにしてきたと思うがこれもまた作画と同じくらい青天井である。

うーんええんかなこれで…まぁやるしか無いのだが。
[ 2018/01/07 00:58 ] 漫画修行 6)次の連載~現在 | TB(0) | CM(1)

 

最近はカラー作業を外注する漫画家さんも増えてきていると聞きます
著作権の発生しない固定金額払いとして委託するのだとか

とくに近年は「塗り」の技術の向上がすさまじい・・・もはや大御所作家よりもpixiv等のイラストレーターのがカラー塗りは圧倒的にうまい時代です
一度業者を検索してみてはどうでしょうか?
[ 2018/01/07 02:12 ] [ 編集 ]

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