アニメ化

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連載に向けてキャラ絵をひたすら固め中。
いくつか描いては担当さんに送る。

坦「誰が誰だかシルエットでもわかるような、特徴的なキャラにしてください」
hide「ほうほう、そのココロは?」
坦「アニメ化映画化したときにグッズ化しやすいからです」
hide「ア、アニメ化とは気が早すぎませんか?」
坦「メディアミックス化しないと単行本が売れない時代なのです」

メディアミックス化は漫画家志望者が持つ可憐な夢の一つであるが、今はそんな可愛らしいことを言っている場合ではない。
それを現実に考えないといけない段階なのだ。

イブニングに持込した時、アニメ化を狙えるくらいの連載企画を上に上げないと編集長にしばかれると聞いた。
大手は維持費や人件費が甚大であり、それを支えるにはそれだけ単行本が売れなければならず、その為にはメディアミックスで広く喧伝しないとならないからだ。
初版1万やそこらの部数で終わってはみそっかすなのである。(8割くらいはこれで終わってしまうのだが)
通常単行本価格の1割が印税として漫画家に入る分だが、残り9割が出版社…というわけでもなく、印刷・流通等様々な分野に分散される。
なのでその程度の部数では漫画家も食っていけないし、出版社も社員一人養えないのだ。

そのため単行本10万部は売りたいところだし、10万人が買う漫画というのは100万人以上に受ける内容じゃないといけない。
10万部だとぷちヒット扱いだが、それでも作家の印税的には中堅商社の年収程度である。
出版社も作家もニッコニコを目指すなら100万部は売りたいところだが(これが達成できる作家は1%居るのかどうか)、そうすると1000万人以上に受ける漫画じゃないといけない。
故にメディアミックス化まで考えるのは必然であり必須、ということらしい。

ところが漫画家一人でやっていこうとすると、大手は必ずしも最良の選択肢ではない。
メディアミックス化まで狙うとなると1000万人以上に受ける漫画でないといけないのだが、漫画家1人で生きていく分には1000万人に受ける必要はない。
1万人でも多すぎる。
大手ではみそっかす以下の数字である5000人から、電書やらクラウドやら広告やらで毎月100円を頂くビジネスモデルが確立できれば、それで充分なのだ。
漫画家として生きていくという意味では、ヘタに大手にへばりつくよりそっちの方がよかったりする。

ただそれはそれで息を吸うようにネットでバズるスキルが必要な気もするし、どっちも大変そうではある。
自分にはそういうスキルは無いので、その5000人に出会うために、もうしばらくこちら側で描ければと思う。

(もっとも東京昆虫ムスメみたいにメディアミックス化を全力で放棄してる漫画もあるので、上にだらだら書いたのは多分にステレオタイプな考えな気もするが。)

坦「というわけで単行本が売れる為にはアニメ化が必要なのです」
hide「でもアニメ化するには単行本が売れないとダメですよね。どうしましょう」
坦「…」
hide「…」
坦「面白い漫画を描いてください
hide「は、はい

やるしかあるめえ。
[ 2017/07/03 15:41 ] 漫画修行 6)次の連載~現在 | TB(0) | CM(0)

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