ビッグコミックオリジナル持ち込み

連載ネーム持ち込み2箇所目。
今度はビッグコミックオリジナル編集部。

連載ネームは30代くらいの層を狙った歴史もので、少女が主人公だ。
なのでビッグコミックオリジナルの年齢層とはちょっとズレると思うのだが、知りもしない編集方針を邪推するのもあれなのでとにかくまずは持ち込んでから考えるのだ。

と言う訳で小学館へ。
編集部の階層に横付けされた接客スペースで読んでいただく。

事前の電話では、時間が無いのでとりあえず1話だけ読んで行けそうなら2話、3話を読ませていただきます、と言うことだった。
果たして1話目を読んで頂いた後、2話目・3話目、おまけの4話目も読まれている。
おお、つまり感触は良いということかだろうか。
そして読み終わる。評価。

編「ええとですね、まず個人的には、今回の題材で扱われている歴史の時代には興味が沸かないですねー」
hide「1センチも沸かないと…」
編「1ミリも沸きません
hide「ヒ、ヒエエ」
編「興味のないものは読まないので、商品力としてみると疑問です」
hide「なるほど…」
編「ただ飽くまで私は読まないと言うだけで、他の人は読むかもしれないので、とりあえずコピーさせてもらい編集部で回します」
hide「はい」

後は歴史か人間ドラマかどちらを重視するか絞る、もっと構成を煮詰める、といった評価等を頂く。
あまり歴史漫画にしすぎると誰も読まないので、人間ドラマに振っているのだが、その視点で見ると人間ドラマが弱い。
もっとキャラが漫画的に何がしたいのか、このキャラでしかできない行動は何なのかという王道を踏むべき云々…

編「というかそもそもですね」
hide「はい」
編「ビッグコミックオリジナルはおっさん雑誌です」
hide「は、はい」
編「女の子がどうしたこうしたという話が読みたい読者は、ビッグコミックオリジナルは読まないのです」
hide「な、なるほど」
編「おっさんは、おっさんに感情移入したいのです」
hide「そういうものなのですか」
編「そういうものなのです」
編「なので、このネームはしょぼくれたおっさんを主人公にしてみてはどうでしょう?」
hide「…」
編「…」
hide「素晴らしい

私はおっさんを描くのも好きなので、そうした切り口もありかなと思った。
何だかんだ漫画の方向性は悪くなく、ただこのままでは雑誌の方向性とずれすぎているので、まずはそこを調整していこうと。
ではその線でネームをブラッシュアップしていきましょうと、名刺を頂く。
副編集長様であった…

とりあえず現在のビッグコミックオリジナルは、その雑誌らしさを重視している…ように思われた。
色々持込するとわかるが、雑誌は必ずしも雑誌と同じカラーの漫画を求めておらず、違う味を入れたがっている場合もある。
しかもそれは毎回同じではなく、その都度その都度の編集方針によって保守的になったり急進的になったりする。
結局その雑誌が今何を求めているのかは持ち込みでしかわからないと思う。

そして今現在のビッグコミックオリジナルの場合、雑誌らしさに沿ったネームを求めている…気がした。
これもまた編集方針で変わるかもしれないので描くなら早いうちに描くべきなのだが、まだ残り6編集部であるので、全部回ってからどう進めるか考えようと思う。

次回はヒバナ!

いつも拝見させていただいております。当方新人作家にあたる者ですが、hideさんのフットワークの軽さ、とても尊敬しております。
元気を頂きました。頑張ってください。
[ 2017/03/25 10:16 ] [ 編集 ]

素晴らしい、で吹きましたw
この行動力があればそのうちすぐ連載出来そうな感じはしますね。
[ 2017/03/27 12:38 ] [ 編集 ]

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