生え抜き

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ブログの更新がのんびりしているのは漫画かネームをがしがし描いているからなのだが、余り更新しないと死んでいると思われそうなので更新。

今日も打ち合わせ。
連載ネームの2話目がどうもパンチ不足なので、1話で使った強力なキャラを起用する事となる。
私にも編集さんにも話のアイディアが無いわけだが、強力なキャラならキャラが勝手に話を転がしてくれるのでそれに期待する。

あと短編の仕事も頂いており(載るかどうかはアレだが)、連載ネームの合間に短編ネームも描く。
お金も稼がねばなのである。

私は所謂新人カテゴリになるのだが、このカテゴリに属すると編集部からちびちびとタスクが来るので、それをひたすらコツコツコツコツとこなしていく。
さほど版元に利益を出していない私であるが、それでも編集部が新人を育てようとするのは、生え抜きはやがて雑誌の体力になるから、らしい。

育てるといっても無論蝶よ花よという訳でもない。
短編は原稿料が入るがネームは0円である。
グラフィックデザイナー等の場合、例えばデザインコンペに落ちてもそこまで掛かった経費は払われることも多いが、漫画はそう甘くは無い。(甘くてもいいのよと思うが…)
まぁ少年ジャンプの場合契約金があるようだが、そんなことが出来るのは少年ジャンプくらいなものだろう。

よって必然的にこの段階の殆どの新人は経済的に厳しくなるので、貯金を崩すかバイトやアシをするわけだが、そうするとそれに忙殺されて自分の原稿が描けなくなる。

つまり経済的もしくは時間的に困窮する前に、とにかく早く連載ネームを上げる。
没ったら停滞することなく、すぐに次の連載企画を考えてまたネームを上げての下手な鉄砲数撃ちゃをする。
並行して短編を速攻でこなして適度にお金稼ぎ。
更に余裕があれば他所の編集部でも同様に進めて箔付け。
これが出来る新人のみが残る。
これが出来ない新人は勝手に消える。

よく出来たシステムである…

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[ 2017/01/31 23:49 ] [ 編集 ]

なるほど(><)
売れる前の漫画家さんが金銭的・時間的にきびしいのは有名ですが、とにかく漫画をかきまくってそれをメインの収入源にするのが正解なのですね

今は大御所作家になったマンガ家さんも「デビュー前はアシスタントの仕事も断って自分の原稿に専念してた」とおっしゃってました

そこまで突き詰めないと生き残れない業界というのは・・・hide先生も尊敬に値します!
[ 2017/02/06 07:06 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>富士さん

大変だーと思うと多分やっていけない世界なのかもしれないですね

気が付いたら漫画描いているくらいでないと…
[ 2017/02/06 10:54 ] [ 編集 ]

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