「夜明け後の静」単行本第2巻発売中です!

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「夜明け後の静」の第2巻となります。
おかげさまで1巻が好評につき、無事出すことが出来ました。
温かいご声援誠にありがとうございました。
今回もかなりの修正や没カット集など、単行本でしか味わえない要素を沢山入れましたので、ぜひ御一読下さい!



夜明け後の静 2 (ヤングジャンプコミックス)
夜明け後の静 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
[ 2030/09/22 02:54 ] お知らせ | TB(0) | CM(4)

「となりのヤングジャンプ」に移籍します!

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既に御存じな方も多いかと思いますが、「ヤングジャンプ」で連載している「夜明け後の静」は今回で一旦区切りを付け、11月にwebの「となりのヤングジャンプ」に移籍します。
理由は人気云々以前に私の手の遅さですかね…
流石に原稿を落としたことは1度も無いのですが、毎回修羅場過ぎたというか。

とにかくあれだ。
漫画家ってどこか自意識過剰な人間がなる商売だと思うのだ。
私も週刊をやる前は「自分ならもっとこうしてこうしてこうだ!」とか思っていたものです。
だが週刊連載をある程度やってみた今なら言える。
ごめんなさい!
見るとやるとはこうも違うとは。
今はもう、週刊連載をやっている全ての作家の先生方にはリスペクトしかない。
伊達に先生と呼ばれていないのである。

これも週刊連載をやる前は何綺麗事をぬかしやがるぺっぺっと思ていたかも知れぬ。
だが今の心境は一切に曇り陰りのない明鏡止水の心持でリスペクトである。
いやーすごいなぁ漫画家って…

漫画って例えば連載コンペに出すまでの作品までは結構長い時間をかけてじっくりコトコト煮込むので、なんとなく荒縄みたいなものをガッチリ掴む感触がある。
だが週刊連載はなんというか、毎週トウフを握りしめているというか…
連載で手応えみたいなものを掴むには、もっともっと場数を積まねばならんようです。

というわけでとなジャンで隔週連載になります。
ペースが掴めるようになったら週間になるかもしれないです。
本誌ではかなりぐるぐる回っているところがあったので、もうちょっと前に進んでいる感を出せればなと思います。
多分まだ結構長く続く(と思う)ので、今後ともよろしくお願いします!

いやー本当にすごいなぁ漫画家って…
何なんだこの職業…
[ 2018/09/22 03:35 ] 漫画修行 6)次の連載~現在 | TB(0) | CM(0)

引っ越しました

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以前住んでいたところがあまりに廃墟すぎて耐震ナニソレな感じであり、大家さんがエライ人に怒られたらしいので取り壊すことになった。
そこは壁にはクロヤマアリが巣を作って私の部屋をゴミ捨て場にするわ、天井はクマネズミの家族が毎朝運動会をするわで賑やで愛着があったのだがしゃーない。

というわけで引っ越しした。
前に住んでいたところより1.5倍ほど広くなったのだが、何しろ漫画の蔵書がやたらあるので大変難儀であった。
色々整理したがかつては1万冊以上はあったと思う。
私は大学に入るまでほとんど漫画は読まなかったのだが、大学生になってまだ働いても居ないうちからある目標を立てた。
それは毎日の昼食代を削ってコツコツ漫画を買い集め、将来は脱サラして漫画喫茶を開こうと思っていたのだ。
まさか漫画喫茶の店長ではなく漫画家になるとは思っても見なかったが…

まぁそれは良いのだが、引っ越ししなきゃしなきゃと思いつつずるずる引き延ばしていたら、取り壊し日の前日になってしまった。
そしてその日はカラー原稿の締め切りと単行本修正の締め切りと週刊原稿の入稿日が重なっている日だった。
週刊連載は修羅場だらけなのだが、この日ほど修羅場だった日は無い。

ちなみにこの時描いていた原稿が28話(七夕編)である。
この話がこれまでと明らかに作風が異なるのはものすごい修羅場だったせい…なのだろうか?
気になる方はコミックス3巻を待つべし(宣伝)。

引っ越し先はネズミもアリも今のところ居ないが、目の前が消防署なので火事や急病人などがあるとかなり賑やかなことになる。
余談ながら、実家は窓を開けたらすぐ近くに庭のでかい桜があって、夏になるとクマゼミが50匹くらいくっついて合唱してたりする。
どうも私は賑やかなところに落ち着いてしまう運命なようだ。
[ 2018/09/13 00:17 ] 漫画修行 6)次の連載~現在 | TB(0) | CM(0)

御伽坊主第2話をスペリオールに載せています

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ツイッターではすでに告知していますが、現在発売されているビッグコミックスペリオールに「御伽坊主」の第2話を載せています。
第1話はこちらからどうぞ。
掲載されてから一週間以上してからの告知なので、もう本誌は売っていないかもしれませんが…

現在週刊連載していてよくぞ他誌に描く余裕があるな!という声をいくつか頂いたのですが、こちらは集英社と専属契約を結ぶ1年ほど前に描いたものです。
連載企画がなかなか通らないしょっぱい漫画家は、かような読み切りの仕事をいくつかこなして糊口をしのぐのであります。

漫画家として食っていくにはいくつか壁がある、気がする。
まずは連載デビューへの壁。ここまでたどり着くのはなかなか大変だと思うが、それ以降もなかなか大変である。
晴れて連載作家になっても現状はそう大して変わらないのだ。ヒットを打つまでは。
数字を残せるようになるその日まで、連載終了したら地道に営業活動をしないといけない。
一方それなりの数字を残せばわざわざ出版社に足を運ばずとも注文が来るようになる、らしい。

なので次の壁は「営業しなくても原稿依頼が来る壁」だろうか。
法人化して社員となった作画スタッフを食わせていける壁というか。
ここまで来るには多分ものすごいヒットか、ぷちヒット連発しないと無理そうだ。
ヒットどころかサードゴロが精いっぱいの私なぞまだまだである。

とはいえ漫画家にとっての一番の営業活動は露出だと思う。いかに現在の連載を持続させるか、載せ続けるか。
連載までの営業活動は頭よりも手よりも足が重要だと思うが、連載中の営業活動はやはり「手」なのだろう。
実績が出せずに終わればまた「足」なのだろうけど…
[ 2018/08/09 04:19 ] お知らせ | TB(0) | CM(0)

3年の壁

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漫画家に限らず自営業というものの壁はまず3年らしい。
売り上げが芳しく無くても、ヘソクリやらなにやらをやりくりして何とか騙しだましやっていける年月が3年らしい。
逆に言えば3年持たなければそもそも向いていないということなのだろう。

で、営業を始めて3年後が金銭的精神的社会的体力的な一つの臨界点であり、ここで生き残る人、生き残れない人がまずまず明確に分かれる。

漫画家としての営業開始時期を連載開始時期とすると、私の初連載は2015年9月。
そろそろである…

ではこの3年を過ぎれば後は安泰かと言えばそんなわけなく、今度は7年の壁と言うのがあるらしい。
この7年の壁を越えられれば世間的にも認知されてきたということで、病気や仕事上の重大なヘマなどをしない限りは仕事が継続する…らしい。
それが漫画家に当てはまるかどうかはわからないが。

だがまぁ受賞を漫画家稼業の始まりと仮定すれば、私なぞ20年戦士である。
向かうところ敵なしのはずなのである。
はずなのだが…
[ 2018/07/23 15:35 ] 漫画修行 6)次の連載~現在 | TB(0) | CM(0)